ウイグルについて:日本に住むフツーの日本人に何ができるのか?(1)
でも、今日書かないとあまり意味がない?ので投稿します。
明日7月12日(日)に「ウイグル x 香港 連帯デモ」というタイトルのデモが行われるそうです。
詳細はここに載っています。
恥ずかしながら全く知らなかったのですが、
2009年7月5日の「ウルムチ事件」で犠牲になった方々への
追悼の意味を込め、毎年この時期にデモが行われているそうです。
今年は、香港の国家安全法への反対運動と連携して行われるとのこと。
※「ウルムチ事件」は、ウイグル・ウルムチ地区で行われた
デモの弾圧にあたり、市民・当局の双方に多数の死傷者が
出たとされている事件です。
最近、日本に在住されているウイグル人の青年と少しお話しする
機会があったのですが、やはり母国に暮らす家族とは
会うことも、連絡を取ることも、送金することもできないと言っていました。
外国から帰国すれば拘束されるかもしれないですし、
連絡を取れば家族が当局から目をつけられるきっかけになってしまいます。
そもそもインターネットやSNSの利用が制限されています。
市民がランダムに拘束され、「再教育キャンプ」に送られる。
「中国語教育」が名目ですが、
中国語に堪能な大学教授などもキャンプに送られており、
そこで何が行われているかは「推して知るべし」です・・。
日本に暮らす、フツーの日本人が、
隣国のこのような切ない状況についてできることは、
もしかしたらほとんどないかもしれません。
(自国の問題ですら、おいそれと解決できないですから・・・)
だけど、陳腐なようですが、まずは知ること、
日本に住むウイグルの人たちの痛みに寄り添い、
応援すること、は、少なくともできるかなと思います。
長くなるので、ウイグルに関する情報は次のポストにまとめます。